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【不登校進行期】朝夕が冷えてきた頃、「眠れない」「起きられない」——季節の変わり目に出る“心と体のSOS”【不登校の知恵袋】

#不登校#行き渋り

秋の空気がひんやりしてくるこの時期、「夜なかなか眠れない」「朝、起き上がれない」といった不調を訴える子どもが増えてきます。

不登校の「進行期」にあるお子さんは、心理的な落ち込みが激しく、心身のエネルギーが最も枯渇しやすい時期にいます。

このタイミングで季節の変わり目が重なると、自律神経の乱れが強まり、「眠れない」「起きられない」「頭痛や腹痛がする」など、体の不調として心のSOSが現れやすくなります。

これらは怠けや夜更かしではなく、体の調整機能やストレス反応が限界に近づいているサインです。

保護者として不安や焦りを感じるかもしれませんが、今は「登校再開」よりも、「心と体の安定」を最優先に考えることが大切です。

※この記事で紹介する内容は、あくまでも「参考」です。心身の不調については、医療機関をしっかりと利用しましょう。

【不登校進行期とは】
不登校は、前兆期→進行期→混乱期→回復期という経過を辿ることがよくあります。進行期とは、不登校が始まり、心理的な落ち込みが激しくなり、やがてその状態が固定化されるまでの期間のことです。この記事は、主にこの時期のお子さんがいる保護者さんのための内容です。もちろん、それ以外の時期の方にもお役立ていただけます。不登校進行期の記事一覧はこちら

 

【サポート団体を利用しましょう】
不登校のお子さんのことを、保護者だけで対応する必要はありません。不登校のサポート団体を適切に利用することで、お子さんも保護者さまも、「次の一歩」に進みやすくなります。サポート団体の探し方は、こちらの記事をご覧ください。

編集

不登校オンライン編集部

季節の変わり目は「自律神経」に負担がかかる

秋の気温差や日照時間の減少は、心身のバランスを崩しやすくします。朝晩の冷え込み、昼の暖かさ。その気温差が、体温調整を担う自律神経に負担をかけます。

自律神経が乱れると、睡眠・食欲・集中力・気分の波にまで影響が及びます。

進行期のお子さんは心身の余裕が少なく、ストレス耐性も低下しています。夏の疲れを引きずりながら迎える秋は、「心の電池」が切れたように動けなくなることもあります。

「怠けている」と判断せず、「体のブレーキがかかった状態」と理解してください。

「眠れない」「起きられない」——心身のSOSを見逃さない

お子さんの様子別に、対処のヒントをお伝えします。

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