「本当に実在するんだな」 不登校高校生にとっての憧れの地は、家や学校なんかより身近な世界だった
不登校だった高校時代、一度だけひとり旅に出た古川寛太さん。野球観戦チケットの手配、交通手段の確認、1人での新幹線乗車。初めてづくしの経験の先に、ついに...
不登校だった高校時代、一度だけひとり旅に出た古川寛太さん。野球観戦チケットの手配、交通手段の確認、1人での新幹線乗車。初めてづくしの経験の先に、ついに...
「今いる場所を抜け出す手段も、その意志もなかった」。不登校だった高校時代、限られた行動範囲をあてもなくさまよっていた古川寛太さん。唯一ハマった趣味は、...
高校入学直後に学校へ行けなくなった古川寛太さんが、眠れない夜をすごすなかで渇望したのは、「学校に通う夢を見る」ことだったといいます。不登校中のリアルな...
「これ以上どうしろというのだ」。切っても切り離せない不登校と昼夜逆転。高校生で不登校になった古川寛太さんは、つらく、長い夜を過ごしたと言います。「早く...
トイレの個室が自分にとっての「安全な空間」となっていた古川寛太さん。次第に、学校以外のトイレにもこもるようになったといいます。迷惑行為だという自覚があ...
「休み時間なんて、息苦しいというレベルではなかった」。高校入学早々に不登校になった古川寛太さんはそう言います。学校において古川さんが逃げ込む場所、そこ...
中学校の卒業式では、生徒代表として答辞を読み上げた古川寛太さん。進学先の高校で不登校になり、通信制高校に転校した。その後、高校の卒業式を控え、式典時に...
「人生の終わりだと思った」。高校3年生の秋、全日制高校から通信制高校へ転校した古川寛太さん。最後の最後まで握りしめていた「よい高校に在籍している自分...
不登校を機に、それまで大好きだった小説ではなく、啓発本を手にして読むようになったという不登校経験者の古川寛太さん。「何の解決にもならない現実逃避」と...
「何か」から目をそらすように、読書に没頭したという古川寛太さん。高1で不登校となった古川さんにとって、本を読むことにはどのような意味があったのか。当時...
「学校へ行け、行かないなら転校しろ」「お前はいったいどうしたいんだ?」と父親や高校の担任から詰め寄られた古川さんは「今さら本心なんて怖くて取り扱えな...
小中高の12年間で、友だちを遊びに誘ったのは1回だけ――。そう語るのは、不登校経験者の古川寛太さん。友だちを遊びに誘うことが怖くなってしまった背景に...