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【全日制 v.s. 通信制 v.s. 高卒認定】 どのルートが合う? 中学不登校からの進路完全ガイド【不登校の進路相談室】

#不登校#行き渋り#全日制高校#通信制高校#高卒認定試験

中学校で、いま不登校中のお子さんや、これまでに不登校を経験したお子さん。

そんなお子さんの親御さんは、これまで大変な思いをされてきたことと思います。そして、中学卒業後の進路が気になっているのではないでしょうか。

大丈夫です。不登校中でも(不登校を経験していても)、中学卒業後の進路は、多様に開けています。

この記事では、中学卒業後の進路の中でも、全日制高校、通信制高校、高卒認定試験という3つの選択肢について、それぞれの特徴やメリット・注意点を丁寧に解説します。

お子さんの状況やペース、そして将来の希望に合わせて、最適な進路を見つけるための一助となれば幸いです。

【サポート団体を利用しましょう】
不登校のお子さんのことを、保護者だけで対応する必要はありません。不登校のサポート団体を適切に利用することで、お子さんも保護者さまも、「次の一歩」に進みやすくなります。サポート団体の探し方は、こちらの記事をご覧ください。

編集

不登校オンライン編集部

① 全日制高校:新たなスタートを切る

全日制高校は、多くの方がイメージする「一般的な高校」です。毎日学校へ通い、クラスの仲間と授業を受け、部活動や学校行事に参加します。

「中学での出席日数が少ないと、入学できない高校」があるのは事実です。しかし一方で、「1〜2年生のときの出席日数は問わない高校」や、「出席日数そのものを問わない高校・受験方式」もあります。

お子さんが全日制高校を希望している場合、最初から「無理だ」とあきらめず、お子さんが進学できそうな(、そして無理なく/楽しく高校生活を送れそうな)学校を探してみましょう。

メリット

  • 学校生活を通しての成長:
    日常的な、友人や先生との交流、部活動や学校行事への参加など、社会性や協調性を育む機会が多いです。
  • 多様な進路選択:
    高卒資格を取得できます。大学進学、専門学校、就職など、卒業後の選択肢が広がります。
  • 学習・生活のサポート:
    勉強・生活・メンタルなどについて、先生やスクールカウンセラーの日常的なサポートを受けることができます。

注意点

  • 集団生活への適応:
    中学卒業の時期に不登校だった場合、学校に再び馴染むまでに時間がかかることがあります。
  • 学習ペース:
    周囲と同じペースで進める必要があります。
  • 精神的な負担:
    学校生活のストレスがある場合、無理をすると負担が増します。
  • 受験のハードル:
    中学校での出席日数が少なかったり、それに伴って勉強ができていなかったりすると、合格の可能性が低くなることがあります。

こんな場合に向いている

  • 学校に行くことへの抵抗が少なくなってきた
  • 友達と交流したい気持ちがある
  • 規則正しい生活ができるようになってきた

具体的な進学ノウハウ

  • 中学校と相談:
    中学校の担任やスクールカウンセラーに相談して、サポート体制や受験の内容を確認しましょう。
  • 高校と相談:
    オープンキャンパスや説明会に参加して、学校の雰囲気、サポート体制、受験の内容を確認しましょう。

② 通信制高校:自分のペースで学ぶ

通信制高校は、自宅学習を基本として、必要なときだけ登校するスタイルの高校です。時間や場所に縛られず、自分のペースで学習を進めることができます。

通信制高校は、受験時に「中学での出席日数を審査しない」「学力試験がない」というケースも多く、不登校経験者が入学しやすい学校です。

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