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【不登校進行期・回復期】五月雨登校をしている子どもとの、ゴールデンウィーク中の親子コミュニケーションのコツとは?【不登校の知恵袋】

#不登校#行き渋り#ゴールデンウィーク

五月雨登校とは、次のような状態のことです。

  • 「完全に学校に行かない」わけではなく、かと言って「毎日、または1日中授業を受ける」わけでもない。「学校に行ったり行かなかったり」「遅刻したり早退したり」している。

五月雨登校には、大きく分けて2つのパターンがあります。

  • それまでは学校に行っていたのに、だんだん五月雨登校になっている(不登校の進行期)
  • 不登校だった期間を経て、少しずつ登校するようになっている(不登校の回復期)

前者の場合は「このまま完全な不登校になるのでは」と、後者の場合は「いつか不登校に逆戻りするのでは」とご心配なことでしょう。

五月雨登校状態の子どもに対して、ゴールデンウィークを前に、どのように過ごせばよいのかとお悩みの方は大勢います。

この記事では、不登校進行期・回復期の子どもがいる保護者の方に向けて、ゴールデンウィーク中の過ごし方と、五月雨登校への向き合い方について、具体的なノウハウを交えながらお伝えします。

【不登校進行期とは】
不登校は、前兆期→進行期→混乱期→回復期という経過を辿ることがよくあります。進行期とは、不登校が始まり、心理的な落ち込みが激しくなり、やがてその状態が固定化されるまでの期間のことです。不登校進行期の記事一覧はこちら

【不登校回復とは】
不登校は、前兆期→進行期→混乱期→回復期という経過を辿ることがよくあります。回復期とは、「不登校状態ではあるものの、心理的状態が改善され、心的エネルギーが溜まりだし、一人での外出が自由になってくる期間」のことです。不登校回復期の記事一覧はこちら

【サポート団体を利用しましょう】
不登校のお子さんのことを、保護者だけで対応する必要はありません。不登校のサポート団体を適切に利用することで、お子さんも保護者さまも、「次の一歩」に進みやすくなります。サポート団体の探し方は、こちらの記事をご覧ください。

編集

不登校オンライン編集部

1. 五月雨登校とゴールデンウィーク

五月雨登校は、不登校進行期と回復期の子どもによく見られる状態であり、決して珍しいことではありません。

ゴールデンウィークは、長期休暇ということもあり、生活リズムが乱れやすく、子どもの状態に変化が現れやすい時期でもあります。

(1)生活リズムの乱れに注意する

長期休暇中は、どうしても夜更かしや朝寝坊をしがちです。しかし、生活リズムの乱れは、子どもの心身に負担をかけます。

子どもに「学校に行きたい」という気持ちがあったとしても、生活リズムの乱れのためにうまくいかない、ということもあるでしょう。

やや一般論的ではありますが、次のようなことが大切です。

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