
【不登校進行期】「生活リズムを整えなきゃ」は正しい?進行期の夏の過ごし方【不登校の知恵袋】
#不登校#行き渋り
「生活リズムを整えることが大切」とは、よく聞く言葉です。けれども、不登校の進行期にある子どもにとっては、その言葉自体がプレッシャーになることもあります。
特に夏休みのような長期休暇では、「せめて朝は起きて、夜は寝てほしい」と思う気持ちが強くなりがちです。
この記事では、「生活リズムを整える」という考え方の落とし穴と、進行期の子どもにとって無理のない“ゆるやかな軌道”について具体的に解説します。
【不登校進行期とは】
不登校は、前兆期→進行期→混乱期→回復期という経過を辿ることがよくあります。進行期とは、不登校が始まり、心理的な落ち込みが激しくなり、やがてその状態が固定化されるまでの期間のことです。この記事は、主にこの時期のお子さんがいる保護者さんのための内容です。もちろん、それ以外の時期の方にもお役立ていただけます。不登校進行期の記事一覧はこちら
【サポート団体を利用しましょう】
不登校のお子さんのことを、保護者だけで対応する必要はありません。不登校のサポート団体を適切に利用することで、お子さんも保護者さまも、「次の一歩」に進みやすくなります。サポート団体の探し方は、こちらの記事をご覧ください。
目次
「生活リズムの正常化」は誰のため?
夏休み中、子どもが昼夜逆転している様子を見ると、不安になる保護者も多いと思います。しかし、「朝起きて夜寝る」が“正常”という前提は、大人側の安心を満たすための目標になってはいないでしょうか。