【小学校高学年/不登校進行期】「明日は行く」と言うのに行けない2月。親が受け止めたい言葉の裏側【不登校の知恵袋】
「明日は行くよ」
不登校の子どもにそう言われて、迎えた翌朝。
でも、やっぱり布団から出られない。
――とてもよくある話です。
小学校高学年という時期、そして学年末が近づく2月は、子どもにとっても親にとっても、心が揺れやすい季節です。
「このまま1年が終わってしまうのでは」
「何も変わらないまま進級してしまうのでは」
そんな焦りが、家庭の空気にもにじみやすくなります。
この記事では、「行く」と言うのに行けない背景と、親ができる具体的な受け止め方・関わり方を整理します。
【不登校進行期とは】
不登校は、前兆期→進行期→混乱期→回復期という経過を辿ることがよくあります。進行期とは、不登校が始まり、心理的な落ち込みが激しくなり、やがてその状態が固定化されるまでの期間のことです。この記事は、主にこの時期のお子さんがいる保護者さんのための内容です。もちろん、それ以外の時期の方にもお役立ていただけます。不登校進行期の記事一覧はこちら
【サポート団体を利用しましょう】
不登校のお子さんのことを、保護者だけで対応する必要はありません。不登校のサポート団体を適切に利用することで、お子さんも保護者さまも、「次の一歩」に進みやすくなります。サポート団体の探し方は、こちらの記事をご覧ください。
目次
「明日は行く」を、どう受け取ればいいのか
「行くって言ったのに行けなかった」
このズレが続くと、親子ともに疲弊しやすくなります。まずは、その言葉をどう位置づけるかを整理してみましょう。
不登校進行期の子どもが口にする「明日は行く」は、嘘をついているのではありません。主には、次の2つのパターンです。
- 本当に行くつもりで口にした
- 本当に行くかどうかはわからないが、決意・願望として口にした
そして、そう口にする背景には、次のような思いがあります。
- 行けない自分でいたくない
- このままではいけないと、どこかで感じている
- 親を安心させたい
しかし実際には、朝になると、不安や緊張、身体の重さが一気に押し寄せ、動けなくなるのです。
その落差に、本人自身も傷つき、戸惑っていることが多いのです。
「嘘をついたのではない」「破るつもりの約束ではない」と捉える視点が、親子双方を守ります。
2月という季節が、「行く」という言葉を引き出しやすい
2月は、不登校進行期の子どもにとって、目に見えない圧が強まる時期です。ここでは、その背景を整理します。



