
病院の相談員が語る、「長期入院後に不登校になった高校生にやってほしい4つのこと」
#不登校#行き渋り
病院で相談員として働いており、妊婦、子ども、高齢者などの方々から、生活面、経済面、家族のことなど、様々な相談を受けている大川里美さん。
この記事では、そんな大川さんが、「長期入院後に不登校になった高校生」に知ってほしいこと・やってほしいことを、お子さんに語りかける形式でお伝えします。親御さんが読んでも、お子さんが小中学生でも、もちろん参考にしていただけます。
大川さんがよく聞く、「病気がよくなって、退院した後の方がつらい」という声の理由とは。そして、そんな子どもが「今日も1日よかったな」と思えるようになるために行ってほしい4つのこととは。
「退院した後の方がつらい」という声…
突然ですが、私は毎年「24時間テレビ」を見ています。大学生のときにはボランティアで参加したこともあります。
あなたは見たことがありますか?
24時間テレビにはいつも感動をもらうのですが、それだけではありません。出演者や特別ドラマの登場人物にはよく闘病中の子どもが出ており、病院で関わる子どもたちのことを思い出すのです。
私は病院で長期入院中や退院後の子どもたちや高校生とも関わっています。
ここ数十年の医療の発展により、小児がんや難病等に罹患しても、長期入院して治療すれば、(完治しない場合でも)退院して生活できるようになってきました。
病気が治ること、退院できることはとても嬉しいことです。しかし、退院した子どもたちからは、「病気がよくなって退院した後の生活のほうがつらい」といった発言もよく聞くのです。例えば、次のような理由があります。