PTA会長だった私の子どもが不登校に! 私の選択と子どもたちの歩み

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お子さんたちが学齢期を過ぎた現在も、PTA団体での活動を続ける増田光子さん。バイタリティに溢れ、楽しみながらPTA活動に関わり続ける増田さんですが、お子さんの不登校をきっかけに、PTA活動から離れた時期があると言います。

そんなセンパイ保護者・増田さんに、お子さんの不登校とPTA活動に悩む現役保護者のみなさんへ、熱いエールをいただきました。

※増田さんは、2025年1月30日(木)のオンラインイベント「PTA会長経験者が語る、『不登校の保護者』のPTAの付き合い方〜自身の子どもも不登校経験者」にご登壇されます。そちらにもぜひご参加ください。

インタビューにお答えいただいた方

増田光子

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20年以上前のことです。私は小学校のPTA会長を務めていましたが、その最中に、子どもが学校に行けなくなるという経験をいたしました。その後、下の子どもも不登校になりました。

今回は、その時の私の気持ちのありようや、子どもたちの歩みをお伝えします。

「2年目は無理」。PTA活動から離れる決断

PTA会長をやっていた秋ごろから、徐々に息子は学校に行けなくなりました。

ちょうど、PTAでは次年度の役員を決める時期となり、担当の委員会から、引き続き会長をやってほしいというお話もいただいていました。しかし、現実をよく考え、「次年度は、PTA会長も役員もできません」と断りました。

「不登校オンライン」のアンケート結果(※上掲の関連記事参照)を見ると、「ああ、そうだよね、そうだよね」と思うことがたくさんあります。「子どもが行けていない学校へ自分だけ行くなんて」「ほかの子どもたちが元気に登校している姿を見るのがつらい」という気持ちは、確かにありました。

次年度の役員を断ったときも、その気持ちが大きかったんだと思います。実際、PTA会長の任期が終わって1年ほどは、学校へは足が向きませんでした。

それでも、PTA活動で築いた関係にはとても助けられました。先生方との連絡を取ることには慣れていたので、子どもの様子などは、こまめに報告をしたり、校外学習など登校しやすそうな予定をあらかじめ教えていただいたりしていました。

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