不登校と離婚が重なったとき、救ってくれたのは「自分のことだけを考える時間」|サポートする側のセルフケア

#不登校#不登校の親#行き渋り

不登校の経験者と保護者に聞くインタビュー。

今回は、双子を含め3人の息子さんをもつ岡崎実希子さん(仮名)に、不登校と離婚問題が重なったつらい時期に、どんなセルフケアをしていたのか聞きました。

つらい時期を過ごしている子どもをサポートする保護者も、つらい毎日を過ごしています。

支える側が自分をケアする大切さを話してくれました。

「不登校オンライン」では、不登校を経験されたご本人や保護者の方でインタビューの取材を受けてくださる方を募集しています。詳細はこちら

 

双子の息子さん(現在、高1)と岡崎さんの経緯
4歳 双子のうちの一人が起立性調節障害と診断される
※もう一人にも同様の症状があり、後に診断が下りる
※保育園・小学校では週1程度で休むが、とくに問題なし
小1 三男を妊娠出産
小6〜中1ごろ コロナ禍
中1 オンライン授業
中2 3学期から不登校→3年生はほぼ欠席(二人とも)
中3 6月に通信制高校フェア参加
   夏に通信制高校見学
高1 通学制の通信制高校に通う(二人とも欠席なし)

 

小学校までは問題なく過ごせたのに、中学校では…

一卵性の双子である息子たちが学校を行かない選択をしたのは、中学2年生の3学期です。

起立性調節障害があり、保育園や小学校のころか週に1回程度お休みをすることがありました。

起立性調節障害の診断を受けたのは、4歳のころ。異例的に早い段階で診断を受けました。

双子のうちの一人の診断でしたが、もう一人も同様の症状がありました。
(中3のときにもう一人の方も起立性調節障害と診断を受けましたが、そのときは逆に4歳のときに診断を受けた子は起立性調節障害の診断はつきませんでした。軽度ではありますが、日によって波があり、検査の数値に揺れはあります。ただ、日常を見れば、二人に同じことが起きていることがわかりました)

その後、親も子も週1程度休むことも含めて「通常」の生活になっていましたし、小学校側にもこの特性を伝えて泊まり行事なども参加できていました。

小学校まではとくに問題はなく学校に通っていたんです。

それが、中学校進学したのち、学校で学ぶことと彼らの性質が合っていないことがわかりました。

コロナ禍で行われた「お粗末な」オンライン授業

小6〜中学1年のときのコロナ禍も、その後の不登校につながる大きな要因でした。

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