「甘やかしていると思われたくない」 不登校の息子のためにがんばり続けた母が重ねた失敗

 今、小学生の不登校が急増しています。10年前と比べておよそ4倍になっています。そうしたなか、今じんこさんの長男も小学校入学早々から不登校になりました。そんな今じんこさんが、親子で不登校に悩み苦しんだ3年間の実体験を、シリアスかつコミカルに描いた本が出版されました。小学生の不登校の子どもを持つ親にとって必読の1冊をご紹介します(※画像は『学校に行かない君が教えてくれたこと 親子で不登校の鎧を脱ぐまで』今じんこ 著)。

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 今回ご紹介するのは、SNSを通じて家族の日常を発信している今じんこさんの初の著書です。今じんこさんの長男は小学校入学直後に不登校になります。長男の不登校をめぐり、混乱・迷走・成長・脱皮という段階を経て、親子で不登校の鎧を脱ぎ、自分たちの道を生きられるようになるまでを追った実録のコミックエッセイです。

 本書の最大の特徴は、今じんこさんが「やってしまった・失敗した」と思うエピソードをこれでもかというほど赤裸々に描いているところにあります。今じんこさんが最大のミスと考えているのは「おうち学校」を始めたとき。

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