相談者の選定方法や心の整理法、児童精神科医が綴る心の護身術
#不登校#行き渋り
本書は『10代から身につけたい ギリギリな自分を助ける方法』というタイトルの通り、中学生から高校生年齢の子どもたちを読者対象としています。
友人、恋愛、家族、自分自身などのテーマごとに章立てされており、子どもたちがつらいと感じたとき、それを解決するヒントになる考え方や行動などについて紹介しています。
著者で児童精神科医の井上祐紀さんは、つらいと感じた自分を助けるためには3つのステップを試してほしいと提案します。
それは「整理する」「つながる」「対処」するという流れです。
その3つのステップのなかでもっとも大切な「整理する」の基本として「起こった」→「感じた」→「どうなった」の順に洗い出し、書き留めていくということでした。