日章学園九州国際高等学校の卒業生に聞く【記事広告】
佐賀県庁で心理専門職として働く日章学園九州国際高等学校の卒業生・田中賢志さんにお話をうかがいました。
中学に入ってから、教室で「ひとりぼっちだな」と感じることが多くなりました。なんでか理由はわかりませんが、友だちが離れていくんです。僕も積極的に声をかけてみたり、明るく振るまったりしましたがダメでした。
ひとりですごす学校はとてもつらく、当時は勉強に没頭することで自分を保っていました。勉強ができれば「このクラスの人たちとは高校で別れられる」と。ゲームもせず、アニメも見ず、朝9時から夜11時まで、ご飯やお風呂の時間以外はずっと勉強していました。両親は「がんばりすぎじゃないか」と心配するときもありましたが、まさか悩んでいたから勉強しているとは思っていなかったみたいです。