不登校で数カ月外に出られず 転機はカメラとの出会い

#不登校#行き渋り#通信制高校

 本紙で写真撮影をお願いしている、写真家の矢部朱希子さん。じつは不登校経験者なんです。高校1年生のころにカメラと出会ったことが、写真家を志すきっかけになったという矢部さん。当時の出来事や、写真家になるまでの道のりなどを執筆していただきました(※写真はイメージです)。

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 初めまして。写真を撮っている矢部朱希子と申します。ときどき、『不登校新聞』のインタビュー記事で撮影をさせていただいています。たぶん、自分が不登校だったとはっきり話すのは、これが初めてではないでしょうか。社会に出て、不登校は好意的にはとられないという実感を持ち、自分を守るためにも信頼できる人以外には話さないでおこうと思っていました。

 それから時がたって『不登校新聞』の石井さんに出会う機会があり、『不登校新聞』で写真を撮影させていただくことなりました。撮影の依頼を受けたとき、「結局ここに戻ってくるんだな」「それならばこれが自分の仕事なのかもしれない」と覚悟のような思いを持ちました。

 私が写真を撮るきっかけ。それは私自身の不登校ともつながっています。

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