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【不登校回復期】【中学校1・2年生】「年が明けて、少し元気そう。でも…」回復期の子に、1月に親が焦らず持ちたい3つの視点【不登校の知恵袋】

#不登校#行き渋り

1月末、不登校の状態が続いていた子どもに、これまでには見られなかった変化を感じる保護者もいるかもしれません。

昼夜逆転がやや落ち着いたり、リビングに出てくる時間が増えたり、会話が自然に続くようになったり。

そうした不登校の回復期は、「前よりも元気そうだな」と感じる瞬間が、少しずつ増えていく時期です。

一方で、その変化を前にして、保護者の心の中に小さな揺れが生まれることもあります。

「このままよくなっていくのだろうか」
「そろそろ次のことを考えたほうがいいのだろうか」

この記事では、不登校回復期にある中学1・2年生の子どもの親に向けて、1月に起こりやすい「親だけが一歩先を見てしまう時間軸のズレ」に着目しながら、焦らずに持っておきたい3つの視点を整理します。

登校の再開を前提とせず、今、子どもの中で起きている変化をどう受け止めるかに焦点を当てます。

【不登校回復期とは】
不登校は、前兆期→進行期→混乱期→回復期という経過を辿ることがよくあります。回復期とは、「不登校状態ではあるものの、心理的状態が改善され、心的エネルギーが溜まりだし、一人での外出が自由になってくる期間」のことです。この記事は、主にこの時期のお子さんがいる保護者さんのための内容です。もちろん、それ以外の時期の方にもお役立ていただけます。不登校回復期の記事一覧はこちら

【サポート団体を利用しましょう】
不登校のお子さんのことを、保護者だけで対応する必要はありません。不登校のサポート団体を適切に利用することで、お子さんも保護者さまも、「次の一歩」に進みやすくなります。サポート団体の探し方は、こちらの記事をご覧ください。

編集

不登校オンライン編集部

視点①1月は、親の時間だけが先に進みやすい

年明けは、暦のうえでも社会の空気としても「区切り」を強く意識しやすい時期です。この章では、1月に親の時間感覚がどう変わりやすいかを整理します。

子どもは「今」を生きている

回復期の子どもは、次のような、ごく近い時間の中で生活しています。

  • 今日の体調
  • 今の気分
  • 今日をどう過ごすか

一方、保護者の頭の中には、少し先の時間が浮かびやすくなります。

  • 今学期の出席
  • 進級
  • 来年度

この「時間の見ている先の違い」が、1月には特に広がりやすくなります。

もちろん、子ども自身も「先のこと」をまったく気にしていないとは限りません。内心では強く気にしていることも珍しくありませんし、お子さん側から口に出すこともあります。

ただ、お子さん側から発していないのであれば、「気にしている上で、あえて言葉にしていない(うまく言葉にできない、言葉にするのが怖いなど)」という心境を理解する必要があります。

ズレは自然なもの。意識することで行動が変わる

このズレは、考えすぎや焦りすぎではありません。1月という時期そのものが、先を見させやすいのです。

大切なのは、「ズレをなくすこと」ではなく、「今、自分は子どもよりも先の時間を見ているかもしれない」と気づくことです。

ノウハウ:声をかける前に「時間は合っているか」を確認する

話題を切り出す前に、ひと呼吸置いてみてください。同じ時間に立っているかどうかを意識することが、関わりの土台になります。

  • その話は「今日」「今週」の話か
  • それとも「これから」「そのうち」の話か

時間が合っていないまま言葉をかけると、内容以前に子どもは疲れます。

視点②「元気そう」は徐々に安定していくサイン

回復期の1月は、子どもの表情や生活が安定して見えることがあります。この章では、その変化をどう受け止めるかを整理します。

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