
高校3年間を支えてくれた塾との出会い(1)
#不登校#行き渋り
高校1年生の1学期末には学校を休む日が続くようになった古川寛太さん。ある日、母親から一枚のチラシを渡されます。
そこにはひとつの塾が紹介されていました。古川さんは母親の話を聞き、一度、足を運びます。
(連載「前略、トンネルの底から」第30回・写真は古川寛太さん)
勧められる形で勉強の場に向かうのは初めて
通えなくなった高校のすぐそばに塾があった。
俺は高校1年生の夏から、そこに通っていた。夏といえばちょうど、学校を休む機会が点から線になり始めたとき。入っていたテニス部を辞めて、1学期の期末テストを半分休んだ季節。
以降、この塾には卒業する3年の春までちょこちょこ顔を出すことになる。
【連載】前略、トンネルの底から
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