
高校3年間を支えてくれた塾との出会い(2)
#不登校#行き渋り
母親から紹介された塾に通い始めた古川寛太さん。若くフレンドリーな講師、和気あいあいとした雰囲気が気に入り、11教科の成績はなんとかクリアできるようになります。
しかし、自信をつけた矢先に古川さんの不登校が本格化。そこで、再登校を実現するための準備期間として、再度、ポツポツと塾に顔を出すようになりました。
(連載「前略、トンネルの底から」第31回・写真は古川寛太さん)
もともと得意だった数学の成績が右肩上がり
1年生の夏、塾に通い出した。週1、2回くらいのペースだったと思う。
塾といっても一斉授業や個別指導でなく、オープンな空間にそれぞれが宿題を持ち込み、分からないところがあれば数人いる講師に聞く、というスタイルだった。
塾内の装丁も明るく、先生も若くフレンドリー。和気あいあいとした雰囲気が漂う場所だった。
【連載】前略、トンネルの底から
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