「子どもを救おう」はなぜダメか 「斜めの関係」が意味するもの
先生―生徒といった「縦の関係」でもなく友人といった「横の関係」でもない「斜めの関係」が重要だ、とよく言われます。不登校という問題に長く関わってきた中島浩籌(ひろかず)さんはこの斜めの意味を掘り下げます。当事者との関係性が斜めなだけではなく、社会的な要請にたいしてもまた、斜めに関わることが求められるのです。(連載「今『不登校』を問うために」第9回)※写真は中島浩籌さん
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前回までは「問い」について考えてきましたが、今回は「問い」を「ともに考えていくこと」について書きます。問いを1人で考えていくことも大事です。しかし、自分を責めるかたちで考えてしまう人はすくなくありません。その場合には、ほかの人たちと「ともに考えていくこと」が大きな力を持ちます。では、どんな人たちと話しあっていけばよいのでしょうか。
【連載】今「不登校」を問うために
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