やっと見つけた、ひきこもりの息子にしかできないこと

#不登校#行き渋り

 不登校・ひきこもりの息子を持つ後藤誠子さん。親子ともに、これまで数えきれないほどの苦しさと戦ってきました。しかし初めて、息子のことを心から誇りに思えるような日が訪れたのです。(連載「不登校は幸せへの道」第28回)※写真は後藤誠子さん

キズキのオススメ!不登校・ひきこもりからの自立!まずは生活リズムからリスタート 侍学園

 私が始めた、何もしなくてもよい居場所「ワラタネスクエア」に、行政の予算がついた。場所も広くなり、たくさんの人に来てもらえる。うれしいことだが、人員も必要になる。誰でもいいわけではない。訪れる人たちを「あなたのままで大丈夫」という思いで迎えられる人でなければ。

 「ワラタネスクエアでいっしょに働いてくれる人なんているかなぁ」。つぶやいた私の言葉に次男が反応した。「俺、やろうか?」。おどろいて、すぐには返事ができなかった。すこしずつ私の活動を手伝ってくれるようになっていた次男だが、働くと言い出すとはまったく予想していなかった。

【連載】不登校は幸せへの道
記事一覧

関連記事

登録から30日間無料!ゲーム依存、昼夜逆転、勉強の話、子どもにしてもいいの…?疑問への「答え」が見つかるウェブメディア 不登校オンライン お試し購読はこちら