寝るでも逃げるでもいい、つらさを乗り切る「術」を見つけて
#不登校#行き渋り
かつて不登校だった僕から、最後に伝えたいことがある――現在は不登校支援員をしている古豊慶彦さんの連載「元当事者からの不登校対応マニュアル」。最終回は、古豊さんが今つらい気持ちで生きている子に向けて、メッセージを語ります。「きつかったのは不登校していたからじゃなかった」という古豊さんのメッセージとは(※画像はイメージです)。
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私が初めて学校へ行けなくなったのは、もう20年ほど前のことになります。その当時と今とでは環境のちがいも多く、相談を受けるなかで理解や共感が難しいこともすくなくありません。しかしそんななかでも、子どもたちの言動の端々にある「どうせ大人にはわかってもらえない」という思いは、そういえば自分もそう思っていたよな、と私自身をほんのすこしだけ当時に引き戻してくれます。
ふり返ってみれば、不登校当時の私は、親や親戚に対して、ただただ「わかって」と訴え続けていたように思います。
【連載】元当事者からの不登校対応マニュアル
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