起立性調節障害と不登校、中学3年間の不登校とその後を漫画化

 不登校の理由として近年、起立性調節障害に対する関心が高まっています。中学生のときに起立性調節障害と診断され、中学3年間はほぼ不登校だったというマンガ家・月本千景さんが自身の体験談をまとめた「学校に行けなかった私が漫画家になるまで 起立性調節障害とわたし」というマンガをご存じでしょうか。朝起きられない・立ちくらみ・だるさ・頭痛・腹痛などの症状について、「怠けている」「気合が足りない」と自分を責めている不登校当事者、そしてその親に読んでほしい1冊として紹介します。

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 今回ご紹介するのは、中学生のときに「起立性調節障害」と診断され、中学3年間はほぼ不登校だったというマンガ家・月本千景さんが実体験をマンガ化したもの。月本さんが診断を受けた国立成育医療研究センターのホームページによると、「起立性調節障害」とは、自律神経系の不調により、朝起きられない・立ちくらみ・だるさ・頭痛・腹痛などの症状が出る、思春期の子どもに多く見られる病気とあります。

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