当事者の声を聴き続けて20年、ひきこもり支援とは何かを問う1冊

#不登校#行き渋り#ひきこもり#引きこもり

 「語る」ことと「聴く」ことはセットになって初めて成立する――。ひきこもり当事者らの集いに20年にわたり参加し続けている松山大学教授・石川良子さんは、そう語ります。そのうえで、「聴く」ことの重要性とともに、ひきこもり当事者が抱える「語れなさ」に注目した本書。たんなるひきこもり「支援マニュアル」ではなく、ひきこもりにおける支援とは何かを掘り下げる1冊をご紹介します。

キズキのオススメ!不登校・ひきこもりからの自立!まずは生活リズムからリスタート 侍学園

 本書の著者である松山大学教授・石川良子さんは、ひきこもり当事者らの集まりに参加するなかで約20年、当事者の声を「聴く」ことを続けてきた研究者です。本書はその「聴く」を切り口に、支援のあり方を論じています。

 石川さんは「語る」ことと「聴く」ことはセットになって初めて成立するものと指摘します。

関連記事

登録から30日間無料!ゲーム依存、昼夜逆転、勉強の話、子どもにしてもいいの…?疑問への「答え」が見つかるウェブメディア 不登校オンライン お試し購読はこちら