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【小学校高学年/不登校前兆期】「始業式は行けた…でもその後がしんどそう」そんなとき、親が見ておきたいサイン【不登校の知恵袋】

#不登校#行き渋り

4月。新しいクラス、新しい担任、新しい教科書。周囲が動き出すこの時期、「今年こそは」という期待と不安が入り混じります。

前学年で学校に行き渋っていた子が始業式に行けたとき、親としては「ひとまずよかった」と感じる一方で、その後の様子に心配を覚えることもあるかもしれません。

「帰ってきてからぐったりしている」
「朝は行くと言うけれど、表情が硬い」
「翌日になると急に動けなくなる」

一見すると通えているように見える中で、「でも、しんどそうだな」という感覚が残る。その違和感には、子どもの中のエネルギーの揺らぎが表れていることがあります。

この記事では、「始業式は行けたけれど、その後がしんどそう」というときに、親が見ておきたいサインと、関わり方のヒントをお伝えします。

特に小学校高学年は、周囲の空気を読みながら「無理をしてでも適応しよう」とする力が育つ時期です。

親を安心させたい、自分を変えたいという思いから、表面上は頑張って登校することもあります。

そのため、始業式に行けたあとに動けなくなることも、特別なことではありません。

だからこそ、「行けた=大丈夫」と安心しきるのではなく、「その後の様子」に目を向けることが大切です。

【不登校前兆期とは】
不登校は、前兆期→進行期→混乱期→回復期という経過を辿ることがよくあります。前兆期とは、「何らかの要因で、心理的な安定度が崩れていき、学校を本格的に休み始めるまでの期間」のことです。この記事は、主にこの時期のお子さんがいる保護者さんのための内容です。もちろん、それ以外の時期の方にもお役立ていただけます。不登校前兆期の記事一覧はこちら

 

【サポート団体を利用しましょう】
不登校のお子さんのことを、保護者だけで対応する必要はありません。不登校のサポート団体を適切に利用することで、お子さんも保護者さまも、「次の一歩」に進みやすくなります。サポート団体の探し方は、こちらの記事をご覧ください。

編集

不登校オンライン編集部

見ておきたいサイン

ここでは、「しんどさが残っているかもしれない」サインを紹介します。どれか一つで判断する必要はありませんが、複数重なる場合は、少し注意して見ていくとよいでしょう。

帰宅後の消耗が大きい

学校から帰ってきたあと、すぐに横になる、何もしたくなさそうにする、あるいは玄関で動けなくなるなど、強い疲れが見られる場合は、エネルギーをかなり使っている可能性があります。

「だらけている」と捉えるのではなく、「外で使い切ったエネルギーを回復しようとしている」と見ることで、見え方が変わります。

朝の動きが重い・揺れがある

以前よりも支度に時間がかかる、なかなか家を出られない、「行く」と言ったり「やっぱり無理」と言ったり揺れる様子も、重要なサインです。

これは意志が弱いのではなく、「行きたい気持ち」と「しんどさ」が同時にある状態です。

体調や生活リズムの変化

朝の腹痛や頭痛だけでなく、寝つきの悪さ、夜中に目が覚める、食欲の変化なども見逃せないサインです。

言葉にできないストレスが、体の不調として現れることがあります。

好きなことへの関心が薄れる

これまで楽しんでいたゲームや遊びに興味を示さなくなる場合、エネルギーの残量がかなり減っている可能性があります。

「遊びもしない」という状態は、「それだけ疲れている」と受け止めてよいサインの一つです。

「何かしなきゃ」と思ったときの関わり方

子どものしんどそうな様子に気づくと、親としては「このままでいいのか」「何か対応したほうがいいのでは」と思うでしょう。

大前提として、お子さんのことを親だけで抱え込む必要はありません。行き渋りや不登校の親子をサポートをしている人たちはたくさんいますので、そうしたところに積極的に相談してみてください。

その上で、「家庭が安心できる場であること」が、お子さんにとって大きな意味があります。

ここでは、家庭を安心できる場所に保つための関わり方のヒントを紹介します。

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