
人気記事のまとめ〜有名人や有識者からのアドバイスや励まし〜
こんにちは、不登校の親御さんのためのウェブメディア「不登校オンライン」編集部です(運営:株式会社キズキ)。
不登校オンラインでは、親御さんから、「有名人や有識者からのアドバイスや励ましを受けたい」というお声を多数頂戴しています。
そこで、特に人気をいただいている経験談をご紹介します。ぜひ参考になさってください。(※紹介する記事は、適宜更新いたします)
お子さんも、親御さんも、大丈夫です。必ず「次の一歩」に進めます。
目次
- ①難を受けてこそ人生よ 樹木希林さんに聞く不登校
- ②「親って本当につらい」『かいけつゾロリ』の作者が子育てに悩むすべての親に伝えたいたった1つの願い
- ③「不登校、全然いいよ」カービィ、スマブラの生みの親 桜井政博さんに聞く「ゲームと不登校」
- ④「世の中にはいろんな道がある」2度の中退経験がある児童文学作家・こまつあやこさんが10代の子どもに伝えたいこと
- ⑤「私も不登校経験者でした」作家・森絵都さんがいま不登校をしている子どもに伝えたいこと
- ⑥「最低限、屋根、ごはん、お風呂だけでOK」親が限界を越えないために知っておきたいこと〜「海老名こころのクリニック」院長・桑山紀彦先生〜
- ⑦「不登校は甘え」ではありません 子どもたちはサバイバーです〜NPO法人キーデザイン代表理事・土橋優平さん〜
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- ■オンラインコミュニティー「親コミュ」もあります!
①難を受けてこそ人生よ 樹木希林さんに聞く不登校
俳優・樹木希林さんのご生前のインタビューです。全文無料でご覧いただけます。
インタビュアー:
自分の子どもが不登校やひきこもりだったら、親としてどう向き合えがいいのかについて教えてください。
樹木さん:
きっと自分だけが助かる位置にいちゃダメなんだろうと思います。自分も降りていかないと。
夫は「不良になるのも勇気がいる」と言ってましたが、道を外すのも覚悟がいることです。親も子も今の環境や状況を選んだわけじゃないだろうし、そうならざるを得なかったのかもしれません。
でも、それはそれで親子ともどもいっしょにやっていこう、と。路上でもいっしょに生活しようという覚悟を私ならすると思うんです。
いっしょに住んでいる人はホントにたいへんだと思いますが、結局、親はその子の苦しみに寄り添うしかないです。言って治るようならとっくに治っています。自分が成熟するための存在なんだと受け取り方を変えるのがいいのではないでしょうか。
②「親って本当につらい」『かいけつゾロリ』の作者が子育てに悩むすべての親に伝えたいたった1つの願い
小学生を中心に高い人気を誇る『かいけつゾロリ』シリーズ。
35年以上このシリーズを書き続けてきた児童書作家・原ゆたかさんは、ゾロリにどんな思いを込めているのでしょうか。
「ゾロリは自立の物語」だと語る原さんを、不登校経験者らが取材しました。全文無料でご覧いただけます。
原さん:
(自身の経験を振り返って)親って本当につらい立場ですね。ただ子どもを信じて見守ることしかできないのだから。
ゾロリのママもきっともどかしいと思う。悩んでいる保護者の方にはぜひ、ゾロリのママを見てほしいです。
ママはゾロリが心配でしょっちゅうようすを見に来ているんですけれど、幽霊なので手出しができない。ひたむきにじっと見守っています。
そんなママの姿を励みにしてもらえたらと思います。
③「不登校、全然いいよ」カービィ、スマブラの生みの親 桜井政博さんに聞く「ゲームと不登校」
ゲームクリエイターとして『星のカービィ』や『大乱闘スマッシュブラザーズ』などの大人気作品を手がけてきた桜井政博さんへのインタビューを紹介します。
次の質問にお答えいただいいています。
- ゲームづくりのプロである桜井さんが感じるゲームの魅力とは?
- 桜井さんは、不登校について率直にどう感じているのか?
- (不登校中の)子どもたちにとって、ゲームはコミュニケーションツールになるのか?
- 桜井さんがゲームをつくる原動力とは?
- 制作の裏側や、ゲームをつくるうえで意識していることとは?
インタビュアー:
不登校中、ゲームに触れる子は多くいます。ゲームは子どもたちにとってコミュニケーションツールになると思われますか?
桜井さん:
対面で誰かといっしょに同じ空間でゲームをやっているか、それともオンライン上でゲームをしているかですこし意味合いが変わってくると思います。
家族や友だちといっしょに家のなかなどでゲームをしていた場合、わいわい話をしたり、ときには同じ画面を見て悔しがったり、ゲームはコミュニケーションの助けになると思います。
しかし、オンライン上で知らない人とゲームをしている場合は、ちょっと事情が変わってくるかなと。
④「世の中にはいろんな道がある」2度の中退経験がある児童文学作家・こまつあやこさんが10代の子どもに伝えたいこと
高校を中退した女の子が主人公の作品『雨にシュクラン』の著者、児童文学作家のこまつあやこさん(他のご著書に、『ハジメテヒラク』『ポーチとノート』『ノレノレかるた』『12音のブックトーク』など)。
『雨にシュクラン』では、周囲のまなざしにとまどいながらも、「アラビア書道」を通して出会った人々とのやりとりを経て、自分らしく生きていく主人公の姿を描いています。
こまつさん自身も、高校と大学で中退を経験しています。
ご自身の経験や不登校の子どもに伝えたい思いを語ります。
こまつさん:
中学受験をして中高一貫校に通っていたのですが、高校1年生のときに中退し、翌年に別の高校を再受験しました。
入り直した高校は、女子大の附属高校でしたので、そのまま大学へ進学することもできたのですが、自分がやりたいこととのズレを強く感じてしまって、大学も中退しました。
その後、別の大学に入り直して卒業したので、高校と大学で2回、中退を経験しました。
⑤「私も不登校経験者でした」作家・森絵都さんがいま不登校をしている子どもに伝えたいこと
「中学校は私にとって戦場でした」と語るのは、作家・森絵都さん(ご著書に、『カラフル』『DIVE!!』『風に舞いあがるビニールシート』『架空の球を追う』『アーモンド入りチョコレートのワルツ』など)。
10代に向けた小説を数多く発表してきた森さんも、不登校を経験していました。
森さんの半生、作品づくりで大切にしていること、そして不登校に悩む人へのメッセージなど、お聞きしました。
森さん:
中学校は私にとって「戦場」でした。
学校全体が荒れていて、校内でタバコを吸うことはあたりまえ。
先輩がガラスを割っていたり、グラウンドをバイクでグルグル走り回っていたり、もうやりたい放題(笑)。
いじめも多く、集団でのいじめやグループどうしの対立など揉めごとが絶えず、巻き込まれないように、どうにか生き延びようと必死でした。
それでも巻き込まれてしまうこともあり、戦いの日々が嫌になって、だんだん学校へ行かなくなりました。
⑥「最低限、屋根、ごはん、お風呂だけでOK」親が限界を越えないために知っておきたいこと〜「海老名こころのクリニック」院長・桑山紀彦先生〜
不登校の子どもを支える親御さんのなかには、先の見えない不安などによって追い詰められる方もすくなくありません。
どのような心構えでいれば、すこしでもラクな気持ちでわが子の不登校と向き合えるのでしょうか?
子どもや親と対話を重ねてきた「海老名こころのクリニック」院長・桑山紀彦先生にお話をうかがいました。
親がしんどくなる理由、桑山先生が不登校の親子によく提案すること、親が「無理だ」と思ったときに行うべきことなどを紹介します。
桑山さん:
親がしんどくなってしまう原因は大きくわけて2つありますね。
1つは、まわりからの目。
同調圧力の強いこの日本において「あそこのお子さん、学校行ってないんですって」という目で見られることをすんなり受け入れるのは、本当に難しいことですから。
夫から「お前のせいじゃないのか?」と責められているお母さんもいます。
社会もしくは家庭のなかで、自分がどう評価されているのかを考えてしまうのは、苦しいことですよ。
⑦「不登校は甘え」ではありません 子どもたちはサバイバーです〜NPO法人キーデザイン代表理事・土橋優平さん〜
不登校に関連して、次のような言葉は珍しくありません。
- 子どもを学校へ行かせないなんて、親の甘やかしだ
- 無理やりにでも引っ張って行けばいい
- 子どもを甘やかすな
- 子どもに楽をさせるな
ですが、不登校は甘えではありません。
フリースクール「ミズタマリ」を運営する土橋優平さんが、そう思う理由をお伝えします。
土橋さん:
私は思うのです。「そもそも、学校へ行かない生活というのは本当に楽なのだろうか」と。
子どもたちはさまざまな理由があり、学校へ行かなくなります。いじめにあった子、先生との関わりで怖い経験をした子、本人の特性もあり環境になじみづらい子、本当に十人十色です。その生きづらさの結果、たどり着くのが不登校という状態です。
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