特別支援教育の在り方

#不登校#行き渋り

フリースクールを運営する土橋さんには、日々、学校・教育・不登校などについてのさまざまな「声」が寄せられます。今回は、特別支援教育についての話です。

土橋さんが伝える、「子どもたちの幸せな未来を築くための学校運営」とは。

連載「出張版お母さんのほけんしつ」第63回・写真は土橋優平さん)

著者

土橋優平

最近、あるお母さんが「特別支援教育が世の中の当たり前になってほしい」という話をされていました。その内容がたいへん印象深く、特別支援教育について考え直す機会となりました。

「みんな同じに」のもと、個性を摘み取る悪習

お話に出てくるお子さんは特別支援学校に通っています。その学校で教えてくれる先生方は本当に一人ひとりに真剣に向き合っていて、「どうすれば、この子が居やすく学びやすい環境をつくることができるのだろうか」と考えてくださっているそうです。

冒頭の言葉は、その学校の取り組みを見たお母さんの発言内容です。

ここから少し深く掘り上げて考えると、一般的に特別支援教育の反対は普通教育として認識されていますが、もう少し適切な言葉を当てはめるなら「画一的教育」と呼ばれるべきものなのではないでしょうか。

昔は不登校の背景として「いじめ」がよくあげられました。でも最近は「いじめ」ではなく、

【連載】出張版 お母さんのほけんしつ
記事一覧

関連記事

登録から30日間無料!ゲーム依存、昼夜逆転、勉強の話、子どもにしてもいいの…?疑問への「答え」が見つかるウェブメディア 不登校オンライン お試し購読はこちら