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【連載】「ゲームやスマホの禁止はNG!」わかっちゃいるけど……「いったいいつまでやらせてていいの?」のジレンマに効くチェックポイント5つ

【完全保存版!全3回連載】「いつまで待てばいいの……?」親のジレンマ、子のジレンマに効く最強!?ルール 不登校支援の最前線から相談員がおこたえします!

不登校の子どもの保護者を悩ませる、子どもの「ゲーム・スマホ」「昼夜逆転」「勉強」。近年、専門家がさまざまなメディアで「強制はNG! まずは見守りを」と発信しています。

とはいえ、変化の見えない現状に、「いったいいつまでこのままでいいの?」という不安も。

そんなジレンマへの対処法を、不登校支援の最前線で相談員として約12年間、子どもと保護者双方の悩みに寄り添ってきた半村進さんに聞きました。

ジリジリと焦らされるような日々に効く実践メソッドを、全3回にわたってお届けします!

「没収はダメ。わかってるけど、やきもきしちゃうんです」

「没収はダメだってわかってるんだけど……」
こんな言葉を親御さんから聞くことが、本当に多くなりました。「没収」とはもちろん、「ゲームやスマホの没収」のことです。

学校に行かなくなり、家で過ごす時間が増えたわが子。家で何をやっているかといえば、一日中ベッドに寝転がってスマホを見ていたり、ゲームに没頭したり。食事中もゲームやスマホを手ばなさず、お風呂にも入りたがらない……。

そんな子どもの様子に、冷静でいられる親御さんはいないでしょう。「ゲームやスマホさえなければ、こんなことにはならなかったのでは?」と思うのも、ごくごく普通の反応です。

「没収はNG」と書かれている不登校関連本やメディア記事も多く、親御さんも理屈では「ゲームやスマホを無理やり取り上げても意味がない」とわかっています。その一方で、「この状態がいつまで続くのか」という焦りを解消してくれる情報には、なかなか出会えないのが現状です。

「このまま見守るだけでホントにいいの?」

「いまは見守りましょう」。

不登校関連の情報に頻出するこの言葉。実は、不登校のお子さんを持つ親御さんにとって大いなる悩みのタネになっています。そもそも「見守る」とはどういうことなのか。具体的に何をするのか/しないのかがわかりにくいのです。

そして、それ以上に親御さんが痛感しているのが、「見守る側にも限界がある」ということ。
子どもの様子を見ていると、心配は募るばかり。生活リズムのこと、コミュニケーションのこと、勉強のこと……口を出したくなることは次から次へと出てきます。

親の精神力が日々絶え間なく削られるなかで、そもそもあいまいでよくわからない「見守り」を続けるのは、非常に難易度が高いことなのです。

ほんとうにマズいケースは? 「めやす」を知っておこう

たいせつなのは、「境界線を知っておくこと」です。

「ここまでならゲームやスマホをやらせてよい」「このラインを越えてしまうとマズい」。この境界線がわかる「めやす」をご紹介します。

【連載】親のジレンマ、子のジレンマ
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