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「行きたくない日だってある」。古い固定観念を捨てたら、不登校の先にある未来が見えてきた

「学校へ行くか行かないか、子どもたちが自分で決める」。そんな実践をされているのはライター・宮國実加さんのご家族。4人の子どものうち3人が定義の上では「不登校」ですが、宮國さんもご家族も、心ゆたかな日々を送っているようです。宮國さん自身が経験した不登校のつらい記憶から、「自己肯定感を失わずに生きること」を大切に子育てを続ける宮國さん。学校へ行かない「休憩日」を思い思いに過ごす子どもたちの姿から見出した、宮國さんが考える「子育て」とは? 好評連載・最終回です!(連載「自由登校のわが家」第3回/文=宮國実加・イラスト=今じんこ)

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これまでわが家の「自由登校」についてお伝えしてきました。今回が最終回です。

小学6年、5年、3年生の子どもたちが、自分で学校に行く日を決めるわが家の自由登校ですが、休んだ日はそれぞれ気ままに過ごしています。このごろ定番になっているのは、お昼ごはんを自分で作ることです。先日は長男が夕飯分までカレーをたくさん作ってくれました。次男はコーンスープや卵焼きが得意で、三男はホットケーキをうら返すのが上手になってきました。そうめんを茹でる、おもちを焼くなども、子どもたちのお昼の定番メニューです。

「休みたい」と声をあげるのも、大切な能力

そんな子どもたちを見ながら、子育ての目的ってなんだろう?と考えます。

【連載】自由登校のわが家
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