「薬の使い方は?」発達障害について教師・医師・学者が解説
2000年以降、学校現場で「発達障害」が大きな注目を集め続けています。発達障害の子どもたちを「手のかかる子ども」として孤立させないために親や周囲の大人にできることは何か。教師、児童精神科医、脳神経科学者が語る「発達障害」とは(※画像は『発達障害 学校で困った子?』岡崎勝 編)。
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「発達障害の子どもと周囲の大人との折り合いをつけることを具体的に考えて、それぞれが工夫と覚悟をしてほしい」と語るのは、小学校教員であり、フリースクール「アーレの樹」理事を務める岡崎勝さん。岡崎さんが発達障害をテーマに編集した本書は、発達障害の分類や歴史に始まり、学校・担任・親の立場から子どもとどうかかわるかなど、発達障害の子どもを「学校で手のかかる子」と孤立させないために必要なことをまとめています。
また、児童精神神経科医の石川憲彦さん、脳神経科学者の山口和彦さんが医学的な見地から発達障害について論じています。石川さんが取り上げるのは「薬の使い方」です。