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【不登校回復期】秋の空を見上げる時間——「もう大丈夫かな」と感じ始めた親が気をつけたいこと【不登校の知恵袋】

#不登校#行き渋り

日差しがやわらぎ、過ごしやすくなる秋。心が落ち着き、外出や会話が少しずつ戻ってくる時期には、親もようやく安堵を感じます。

学校に行っていないお子さんに対して、「もう大丈夫かな」「そろそろ何か始められるかも」という期待が生まれやすい時期でもあります。

不登校の回復期は前向きな変化が見え始める一方で、まだ“安定の途中”。この時期の関わり方次第で、子どもの安心感が大きく変わります。

【不登校回復期とは】
不登校は、前兆期→進行期→混乱期→回復期という経過を辿ることがよくあります。回復期とは、「不登校状態ではあるものの、心理的状態が改善され、心的エネルギーが溜まりだし、一人での外出が自由になってくる期間」のことです。この記事は、主にこの時期のお子さんがいる保護者さんのための内容です。もちろん、それ以外の時期の方にもお役立ていただけます。不登校回復期の記事一覧はこちら

【サポート団体を利用しましょう】
不登校のお子さんのことを、保護者だけで対応する必要はありません。不登校のサポート団体を適切に利用することで、お子さんも保護者さまも、「次の一歩」に進みやすくなります。サポート団体の探し方は、こちらの記事をご覧ください。

編集

不登校オンライン編集部

見える変化に一喜一憂しすぎない

「出かけるようになった」
「話しかければ返事がある」
——そんな変化は、親にとって何より嬉しいものです。

けれど、その“見える変化”に期待を重ねすぎると、思わぬすれ違いが生まれることもあります。

子どもの中では、まだエネルギーが不安定

回復期の子どもは、エネルギーを少しずつ取り戻している最中です。たとえば、散歩や買い物に行けるようになったとしても、それは「できる日」と「できない日」を行き来するような不安定な状態。

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