【小学校低学年/不登校進行期】4月3週目、「行きたくない」と毎朝泣く子に親ができる安心の関わり方【不登校の知恵袋】
4月も3週目に入り、小学校低学年の子どもの疲れや不安が表に出やすくなる時期です。
朝のたびに「行きたくない」と泣く姿を前にして、どう支えればいいのか迷う保護者の方もいるのではないでしょうか。
この記事では、この時期の子どもの状態をふまえながら、親ができる安心の関わり方を具体的にお伝えします。
【不登校進行期とは】
不登校は、前兆期→進行期→混乱期→回復期という経過を辿ることがよくあります。進行期とは、不登校が始まり、心理的な落ち込みが激しくなり、やがてその状態が固定化されるまでの期間のことです。この記事は、主にこの時期のお子さんがいる保護者さんのための内容です。もちろん、それ以外の時期の方にもお役立ていただけます。不登校進行期の記事一覧はこちら
【サポート団体を利用しましょう】
不登校のお子さんのことを、保護者だけで対応する必要はありません。不登校のサポート団体を適切に利用することで、お子さんも保護者さまも、「次の一歩」に進みやすくなります。サポート団体の探し方は、こちらの記事をご覧ください。
目次
なぜ4月3週目に「激しい行き渋り」が起きるのか
この時期のお子さんの状態を理解することは、保護者の不安を少し軽くする手がかりになります。なぜ今、これほどまでに強い拒否反応が出るのかを見ていきます。
新環境への適応エネルギーの枯渇
小学校低学年のお子さんにとって、4月の最初の時期は、大人が思う以上に負荷の高い時間です。
新しいルール。
座り続ける授業。
周囲の顔色を伺う友達関係。
こうした環境に適応するために、お子さんは「心のエネルギー」を使い切っています。
3週目は、そのエネルギーが底をつき、強制的にブレーキがかかるタイミングとも言えます。泣くのはわがままではなく、「これ以上は無理」というサインです。
「分離不安」と現実のギャップ
低学年の子どもは、親と離れて過ごすこと自体に強い不安を感じることがあります。
4月初旬は高揚感でその不安が抑えられていても、「これが毎日続く」という現実に気づいた瞬間、一気に不安が表面化します。
朝に親にしがみついて泣く姿は、単なる甘えではなく、強い不安の表現として受け止める必要があります。
そしてこれは、「これまでに親が甘やかし育てているから起きる現象」ではありません。「自分たちの育て方が悪かったから…」などと、自責しないようにしましょう。
言葉にできない苦しさが「泣く」という形で出る
低学年の子どもは、自分のしんどさを言語化することが難しく、「涙」や「腹痛」といった形で表現することが多いです。



