不登校・いじめ・子どもの自殺、ニュースでふり返る2021年
#不登校#行き渋り
少子化が進むなかで不登校や子どもの自殺が過去最多となった2021年。不登校をめぐっては不登校特例校の設置やフリースクールへの支援の拡充などの動きが全国で見られるなど、状況は刻々と変化しつつあります。他方、「大津いじめ自殺」から10年という節目であったことも忘れてはなりません。子どもにまつわるニュースや全国各地の行政と市民の動きなどのおもな出来事を一覧表にまとめつつ、2021年は子どもにとってどのような1年だったのか、ふり返ります(※画像は8月に文科省にて記者会見に臨む石井志昂本紙編集長)。
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10月、文部科学省が公表した「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」によると、不登校児童生徒数は19万6127人と、統計開始以降、過去最多となった。コロナウイルス感染拡大による全国一斉休校などを受けて実施された調査であり、「新型コロナウイルスの感染回避」を理由に年間30日以上欠席した児童生徒が2万905人だったことも明らかになった。
不登校特例校
4月、不登校特例校として、岐阜県岐阜市に岐阜市立草潤中学校、東京都大田区に大田区立御園中学校「みらい教室」が開校した。