人気記事のまとめ〜親の心構え・できること・やるべきこと〜
こんにちは、不登校の親御さんのためのウェブメディア「不登校オンライン」編集部です(運営:株式会社キズキ)。
不登校オンラインでは、親御さんから、「親の心構え・親にできること・親がやるべきことを知りたい」というお声を多数頂戴しています。
そこで、そうした記事のうち、特に人気をいただいているものをご紹介します。ぜひ参考になさってください。(※紹介する記事は、適宜更新いたします)
お子さんも、親御さんも、大丈夫です。必ず「次の一歩」に進めます。
目次
①わが子を信じて腹をくくろう、あなたの子どもは大丈夫です
「フリースペースたまりば」理事長・西野博之さんの講演会の抄録です。昨今の社会状況をふり返りながら、「親はどうやって子どもを支えていけばよいか」をお伝えします。全文無料でご覧いただけます。
西野さんは、次のように語ります。
「大人に求められているのは、子どもを信じて、腹をくくれるかどうかです。
学校へ行かないと将来困るかもしれない、ちゃんと就職できないかもしれない、他人とうまく関われないかもしれない。これって大人の不安です。
将来のことを考えて、子どもの今を見ていない。」
「あなたのお子さんは大丈夫です。そうあなたが思ってあげてください。
そして『大丈夫』という眼差しに包まれたら、子どもは自然と自分の頭で考えて動き始めます。
子どもが『大丈夫』を手にいれる前に、大人たちが自分たちの不安を押しつけて子どもをつぶしていく、そんなことはもうやめて、『大丈夫』を手にいれさせてあげてください。」
②「親がしてはいけないこと」20年の記者経験で得た結論
不登校のお子さんがいらっしゃると、「親にできること」は何か、ということはとても気になることの1つでしょう。
しかし、不登校経験者の取材を20年弱続けてきた記者は、「親がしてはいけないこと」の方がもっと大事だという結論にいたりました。
不登校経験者の声をもとに、「親がしてはいけないこと」の3つの具体例を、理由とともに紹介します。
1つは、「資料を置く」こと。
高校進学などの時期が近づいてきたり、フリースクールなどを考えた際、子どもの目に届く場所に資料をそっと置いておく場合があります。これ自体が悪いわけではないのですが、問題はタイミングです。
子どもに高校やフリースクールなどへの意識が高まっているときであればよいのですが、親のタイミングでこれをしてしまうと、「親は進路を決めてほしいんだな」と子どもは感じ、ただプレッシャーを与えることになりかねないからです。
③「不登校は育て方のせいじゃない」不登校の子を持つ親が余裕を持つために必要な2つのコツ
「子どもが不登校。でも、親として余裕を持ちたい」。そう思っていても、忙しい日々のなか気持ちの余裕を持ち続けるのは難しいことです。
親子関係コーディネーターの大西りつ子さんが、「親が余裕を持つためのコツ」を紹介します。
看護師や養護教諭など色々な立場で子どもたちと向き合ってきた大西さん。
現在までの取り組みや、お母さんたちに伝えたいこともお話しします。
以下、会員様限定の部分をちょっとだけお見せします。
インタビュアー:
子どもを信頼するには、親御さんにも余裕が必要だと思います。親御さんが余裕を持つためのコツはありますか?
大西さん:
まず1つ目に「今の状態がダメなのではない」と思うことが大切です。
そもそも大前提として、私は「不登校」は悪いことでも、問題でもないと思うんです。
「不登校」という言葉があるから、ネガティブなイメージになってしまう。
でも不登校は「学校へ行かない」と子どもが選択しているだけの状態なんですよね。
④「昔は悩んだけど今は幸せ」と語る不登校の子を持つ先輩パパママが実践してきたこと
「子どもが不登校になったけど、今は幸せ」。そう語る親御さんには、ある1つの共通点があります。
不登校の親御さんたちとたくさん話をしてきた、NPO法人キーデザイン代表理事の土橋優平さんが、その「共通点」を解説します。
ある親御さんは、子どもが学校へ行かないことに悩んでいました。
表面上は「行かなくてもいいよ」と言いつつも、「いつか行くようになるだろう、そうなってほしい」という気持ちを持ち続けていました。
ときには子どもに気持ちをぶつけてしまう自分や、日に日に元気をなくしていく子どものようすを見て、お知り合いに相談をしたそうです。その後の行動と、ご自身が変わっていくことになったきっかけ(=共通点)とは。
⑤「安否確認のため、会わせてください」学校の先生から子どもとの面会を求められたときの心構えと対処法
学校から「安否確認をしたいので、子どもに会わせてほしい」という突然の連絡。
親御さんとしては急に言われても対応に困りますし、お子さんとしてもどうやら会いたくない様子。
…こんな状況は、珍しいものではありません。
そんなとき、親が大事にすべきことは、「どうやって子どもに会わせるか」という方法ではありません。「どうやって子どもの安心を守るか」という意識です。
親御さんにできる具体的な対応も紹介しています。
⑥「わが子の不登校は私のせいだ」親が自分を責めないために必要な3つの方法
「子どもの不登校は、親である私のせい」。
もちろんそんなことはないのですが、そう自分を責める親御さんは、実に大勢いらっしゃいます。
NPO法人キーデザイン代表理事の土橋優平さんが、「私のせいだ、私が悪い」と自分を責めてしまうメカニズムと、そう感じたときの3つの対処法を紹介します。
対処法の1つ目は、「反省はしても自責はしないと決めること」。
トラブルに対して「自分のせいだ」と考えるのではなく、「どうすれば、その問題が改善されるのか」と考え方を変換してみてください。
考えの変換が難しいときは、いったん一呼吸置くことも大切です。「自分のせいだ」となっているときは冷静ではありません。心が平穏な状態で切り替えてみてください。
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