何にも追われていない期間を労働で埋め尽くす(1)
#不登校#行き渋り
高校卒業も大学進学も決まった古川さん。高校生活で唯一、何にも追われていないタイミングを得ることになりました。そんなぬるま湯みたいな状況に浸り、「大学生になって、全部やり直そう」と決心します。しかし、母親は新しい生活に向け金銭的な蓄えを得るためアルバイトを勧めてきて…。
(連載「前略、トンネルの底から」第40回・写真は古川寛太さん)
「次の道」への準備を提示した母親の一言
大学の入学試験に合格したことを知ったのは、試験から数週間たってからだった。
成績上位数名に与えられる学費免除こそ達成できなかったものの、これで正式に「次」が決まった。
本当は、その次の道すらも踏み出し難さや不安を感じていた。しかし、そんな鬱屈とした感情とも付き合い始めてもう3年。いい加減に飽きている自分もいる。
【連載】前略、トンネルの底から
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