知人からのアルバイト依頼 ひきこもる息子が出した意外な答え
ひきこもりの息子に「うちで働かない?」と、願ってもない話が来た。母親の後藤誠子さんは、ドキドキしながら息子さんの返事を待ちます。これまでバイトをすすめても耳も貸さなかった息子さん。はたして息子さんが出した答えは。(連載「不登校は幸せへの道」第21回)※写真は後藤誠子さん
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私が次男から「もう1回だけがんばってみたら」と言われた職場で、ある出会いがあった。がんばってはみたけれど、やはり無理ということで退職届を出そうとしていたころだ。
職場の休憩室で初めて会ったFさんに、私はお弁当を食べながら次男がひきこもり状態であることを話してみた。どんなリアクションがくるかなと思っていたが、Fさんは「うちの工場で働いてみない?」。なんのこだわりもなく、さらりと言った。
【連載】不登校は幸せへの道
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