「あのころの自分を抱きしめたい」 不登校経験者が苦しかったころの自分に伝えたいこと
「もし今、一番苦しかったころの自分に会いに行けるなら、どんな言葉をかけたい?」というテーマで不登校経験者3名が執筆しました。大人になった今、昔の自分に伝えたいこと、それは「抱きしめたい」「まちがってない」など、「あなたは大丈夫だよ」という思いでした。
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ただただ 抱きしめたい
私は小学4年のころ、給食が食べられなくなったことをきっかけに学校へ行くのがつらくなり、小学6年生で不登校になりました。その後、中学校には進学するのですが、給食に対する苦痛は変わらず、授業中も集中できない日々が続きました。