「いっしょにごはん食べないか?」高校3年間の不登校が終わるきっかけは父からのメールだった
#不登校#行き渋り
高校三年間不登校だった僕が変わるきっかけになったのは、家族と晩ごはんを食べることだった――。構成作家として働く今日からみやもとさん(30歳)は、不登校当時、部屋にこもり、家族と目を合わさないようにしてすごしていました。そんな家族関係が変わったのは、父親からの1本のメールでした。晩ごはんをいっしょに食べる、それだけのことが僕に安心感をくれた、そう語る今日からみやもとさんに当時を振り返っていただきました(写真は今日からみやもとさん)。
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不登校が終わる理由やきっかけは人それぞれだと思います。私の場合は、家族と「晩ごはんを食べること」がきっかけでした。高校3年間不登校だった私は、両親や弟と顔を合わせないように生活していました。いじめなどもなく、ただ学校へ行きたくなかっただけの私は、両親に「ちゃんとした理由もないのに休むなんてダメだ。学校へ行きなさい」と言われることが怖かったのです。