不登校からの勉強。がんばりすぎないための5つの心構え
#不登校#行き渋り
不登校による悩みの1つが勉強です。今回は、高校への進学を目の前に葛藤する不登校当事者の疑問をもとにオンライン家庭教師・山口真央さんに「遅れた勉強を取り戻す5つの心構え」をお聞きしました(※写真は山口真央さん)。
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【質問】中学3年生の女子生徒から「みんなはどうやって勉強を進めているのか」という悩みを聞きました。彼女は中学に入ってから不登校。4月には通信制高校への入学が決まっています。進学に先立ち、やっていなかった勉強をしようと取り組むのですが、どうにも続かないそうです。彼女のほかにも新しい環境に進む前に勉強を始めようとして挫折する子の例を見てきました。入学前に「すこしでも『ふつう』に戻っておきたい」という気持ちがあるような気もします。勉強を進めるためにはどうすればよいのでしょうか。(編集部)
壁はいきなり
【回答】これまでの遅れを取り戻そうとしたり、不登校でも「勉強だけはやろう」と思う人は多くいるはずです。私自身、不登校のころは勉強の遅れをとても気にしていました。しかし、いざやろうと教科書を開いてみてもさっぱりわからないし、どこから手をつけていいのかすら、わからない。しかも教科書を見るだけで学校のことを思い出してイライラやモヤモヤがあって結局は長くは続かなかったという思い出があります。そんな私が今オンライン家庭教師として勉強を進めるにあたり、大切だと感じた「心構え」をお伝えしたいと思います。