「死ねなくてごめん」不登校の息子から言われた衝撃的すぎる一言
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高校に続き、東京の専門学校でも不登校になってしまった息子。岩手で暮らす母親の後藤誠子さんは、心配で息子さんに会いに来ました。親子2人、穏やかな時間が流れます。しかし帰りぎわ、息子さんから出てきた言葉は衝撃的なものでした(連載「不登校は幸せへの道」第12回)※写真は後藤誠子さん。
次男が専門学校に入学して2年目の5月、やっとまとまった休みが取れた私は次男に会うために東京に向かった。2人で休日をゆっくりすごそう、それできっと次男は元気になる。あれほど次男のことを心配したというのに、もうそんなふうに軽く考えていた。
待ち合わせの原宿駅はきらきらした若者たちでいっぱい。その向こうに静かにたたずむ次男の姿があった。だらしなく伸びた髪に無精ひげ、しわの寄ったトレーナー、スニーカーには穴が空いていた。
【連載】不登校は幸せへの道
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