不登校からの「学び直し」ぶつかりやすい2つの壁とは
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不登校の子どもがいよいよ勉強をスタートしようとする、まさにそのタイミングでご本人に立ちはだかる「壁」があります。
壁その①「何から手をつけたらよいのかわからない」。
勉強から遠ざかっていた場合、何からやればよいのか途方に暮れてしまうのも当然です。そんなときは、以下の3パターンから選んでみるとよいでしょう。
パターン①は「とっつきやすい科目から始める」とういこと。「今思えば、この子は日本史だけは好きだった。とはいってもその日本史ももうずっとやってないけど」などという場合は、「手をつけやすい科目から始めてしまう」ことをおススメします。ほかの科目のことが気になるかもしれませんが、まずはそちらは置いておき、「少しでも手をつける」ことを優先してしまうとよいでしょう。
パターン②は「本人が無駄と感じにくいものから始める」ということ。本人にとっては、日常で使うかどうかもよくわからない英語や数学、社会などにくらべて「漢字や日本語の語彙を増やす」ことなら「たしかに役立ちそうだ」と感じやすいかもしれません。
そういう場合は、漢字や日本語の語彙をつけることから始める、つまり少しでも本人が無駄と感じない分野からスタートするのはよい手です。「将来だまされたくないので数字には強くなっておきたい」と考えて数学から始めたお子さんの例もあります。
【連載】不登校からの勉強のススメ
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