「フリースクール選びのコツは?」フリースクール代表者が語るフリースクール選びでもっとも大切にすべきこと
#不登校#行き渋り
「フリースクールを探すとき、どんなことに気をつけて選べばよいの?」と悩まれている親御さんはすくなくありません。フリースクールを運営する土橋優平さんに、フリースクール選びのコツをうかがいました(出張版お母さんのほけんしつ第36回)。(写真は土橋優平さん)
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「フリースクールを選ぶときにはどのようなポイントがありますか」という相談を受けることがあります。子どもが不登校になると、外出の頻度が減ったり、家族以外の人間との交流がすくなくなったりするなかで「何に気をつけて選べばよいのか」と迷う親御さんがいらっしゃいます。
私自身、フリースクールを運営するなかで、一番大切にすべきだと思うことがあります。それは「子どもが信頼を持ってその場ですごすことができるか」ということです。フリースクールと一口に言っても、時間割を設けて学習を中心にすごすところもあれば、とくに決まった時間割を設けずに、遊びなどの体験活動を通じたコミュニケーションを大事にするところなど、じつにさまざまです。勉強に対して抵抗感がある、もしくは家族以外の人間との交流をほっしているなどのお子さんの場合、後者に挙げた遊び中心のフリースクールをおすすめします。
私は、勉強することも遊びをすることも、どちらも「手段」でしかないと考えています。私たちが運営するフリースクールは、遊びが中心です。小学生のAくんは、家族以外との交流が何年間もないなかで私たちのところへやってきました。通い始めて1年半ほどがすぎたころ、Aくんは「勉強を教えて」とみずからスタッフにお願いをしてきました。
【連載】出張版 お母さんのほけんしつ
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