【中学校1・2年生/不登校前兆期】「友達とうまくいっていないかも」と感じたとき、親ができる関わり方【不登校の知恵袋】
新学期からそろそろ1か月。中学校1・2年生の時期は、友達との距離感や関係性に敏感になるタイミングでもあります。
そんな中で、子どもがぽつりと「なんか友達とうまくいってないかも」とつぶやいたり、これまで普通に話していた友達の話題を避けるようになったりすることがあります。
親としては、「いじめではないか」「このまま学校に行けなくなるのでは」と不安がよぎるかもしれません。ただ、この段階では問題を大きく見立てすぎず、子どもの心の動きに寄り添う関わりが大切です。
この記事では、「友達とうまくいっていないかも」というサインをどう受け止め、親としてどのように関わるとよいかを具体的に整理します。
【不登校前兆期とは】
不登校は、前兆期→進行期→混乱期→回復期という経過を辿ることがよくあります。前兆期とは、「何らかの要因で、心理的な安定度が崩れていき、学校を本格的に休み始めるまでの期間」のことです。この記事は、主にこの時期のお子さんがいる保護者さんのための内容です。もちろん、それ以外の時期の方にもお役立ていただけます。不登校前兆期の記事一覧はこちら
【サポート団体を利用しましょう】
不登校のお子さんのことを、保護者だけで対応する必要はありません。不登校のサポート団体を適切に利用することで、お子さんも保護者さまも、「次の一歩」に進みやすくなります。サポート団体の探し方は、こちらの記事をご覧ください。
目次
「友達とうまくいっていないかも」は、よくある揺れであり、心のエネルギーを消耗するサインでもある
このサインは、いじめなどの特別な異変であるケースもありますが、中学生の時期に起こりやすい「よくある揺れ」の一つであることも多いです。
この記事では、後者のようなケースを前提に考えていきます。
新学期は「どう振る舞えばいいか」「誰とどう関わるか」を探る時期であり、関係がぎくしゃくすること自体は珍しくありません。
ただ、大人から見ると「よくあること」に見えるような揺れでも、子どもにとっては大きな負担になることがあります。
中学校生活において、学校の友人関係は世界の大部分を占めます。そのため、少しの違和感でも強いストレスとして感じられるのです。
以上を踏まえて、この段階で親が「何か大きな問題が起きているのでは」と構えすぎると、子ども自身も「自分は深刻な状況にいる」と感じやすくなります。
まずは「そういうこともある時期だよね」と広い視点で受け止めることが土台になります。
「小さな違和感」に気づいた自分を信頼する
「最近、友達の話をしなくなった」「朝、浮かない顔をしている」といった変化に気づいたとき、その感覚は多くの場合、お子さんの小さなSOSを捉えています。
「気のせいかもしれない」と打ち消す必要はありません。まずは「何かを感じ取っている」と自分の観察を認め、落ち着いて様子を見る姿勢が大切です。
子どもの言葉を「広げすぎず・閉じすぎず」に受け取る
子どもが友達関係について話してきたときは、詮索しすぎず、かといって放置もしないバランスが重要です。



