親の関わり方で会話がなくなる?3回やってダメなら間違い:依存症治療の第一人者・松本俊彦先生に聞く【依存と不登校】
#不登校#行き渋り
「学校に行ってほしい」「このままでは心配」。子どもを思うからこそ声をかけているのに、話しかけるほど子どもが反発したり、会話そのものが減ったりすることがあります。
松本俊彦先生は、子どもへの働きかけについて、「3回試みて変化が得られなかったものは効果がない」と話します。そして、不登校の家庭で避けたいことの一つとして挙げるのが、親子の会話の機会がなくなることです。
第5回では、子どもへの関わり方を見直す目安とともに、保護者自身が孤立しないことの大切さ、不登校の親同士でつながる意味について伺います。
3回で変化しなければ効果なし

――不登校だと、多くの子どもが親との関係に悩むものなのかなと思います。ただ、親も悩んでいると思うんですよね。過干渉になるケースもよく聞きます。自分が過干渉になっていることに気付けないケースも多いのかなと。「親の過干渉」は、親自身は何をどういうふうに捉えたらいいんでしょうか。どうすれば気付けて、どう対処したらいいんでしょうか。
松本:「3回試みて変化が得られなかったものは効果がない」と思った方がいいと思うんです。
「登校させたい」についても、説教、叱責、布団を引き剥がすなどを3回やって効果がないなら、効果がないんですよね。
「分からなければ、もっと強くやればいい」ということではありません。なので、効果のないことは繰り返すべきではないだろうと思います。
そして、一番よくないのは「子どもとのコミュニケーション・会話の機会がなくなること」なんです。



