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ゲームは自尊心を補うツール。背景にある仮説を解く:依存症治療の第一人者・松本俊彦先生に聞く【依存と不登校】

#不登校#行き渋り

学校には行かず、一日中ゲームをしている。声をかけても返事をしない――。そんな子どもの姿を見続ければ、「ゲームをやめさせたほうがいいのでは」と思うこともあるでしょう。

しかし松本俊彦先生は、ゲームに没頭することが、傷ついた自尊心を補ったり、嫌な気持ちから自分を守ったり、人とのつながりを保ったりする役割を果たしている場合があると話します。

最終回では、不登校の子どもにとってのカウンセリングやロールモデルの意味を聞くとともに、「ゲーム依存」と決めつける前に、その背景についてどのような「仮説」を持てばいいのかを伺います。

 

松本俊彦

編集

不登校オンライン編集部

ロールモデルと会える場所が必要

――不登校の親子は、カウンセリングや(遠隔)コーチングを利用することで、状況が変わったりすることがあります。カウンセリングとコーチングの違いについてはどうお考えですか?

松本:コーチングのことは詳しくわかりませんが、カウンセリングは、やっぱり「答えを出すのは本人」なんですよね。

カウンセリングを行う側である僕らの役割は、本人の答えを受け止めながら考えを整理することです。僕らは手助けをして整理をして、本人が望むなら「こういう社会資源があるよ」と示しますが、それを選ぶかどうかも本人です。

カウンセリングは、最初は目標も決まってないんですよね。コーチングは、僕の理解では目的がカウンセリングよりも明確で、コーチは一緒に伴走して引っ張る監督みたいなイメージなので、カウンセリングとは違うかなと思いますね。

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