「せめて運動だけでも」 親が心配しても不登校の子どもが動こうとしない理由

 小学校から高校までの不登校期間中、自身の体力に不安を抱えていたという、木原ゆいさん。そんな木原さんは「あとからでも体力は挽回できた」と言います。木原さんが今ふり返って過去の自分と健康に思うこととは?

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 小学生から高校生までの期間、ほとんど不登校だった私は運動とは縁遠い生活を送ってきた。不登校になると学校へ行かないぶん、家にいる時間が増え、おのずと体力も落ちてゆく。

 私の場合は身体が頑丈でないこともあり、小学校高学年のころには階段を上がるだけで動悸が起こり、外出するだけで腰が痛み、身体がなまりのようにしんどくて寝込むようになった。心配から親は運動させようとしたが、当時そんな気力はまるでなかった。

心労のサイン

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