「ここで元気になれました」5年以上引きこもった男性が自信と希望を持てた理由

#不登校#行き渋り#ひきこもり#引きこもり

現在は就労している岡田和哉さん(仮名・取材当時20代)は、高校入学とほぼ同時に不登校となり中退、そのまま5年以上のひきこもりを経験しています。

そんな岡田さんが「自信と希望を持つきっかけとなった居場所」で経験したことをお伝えします。

岡田さんは、「この記事を読んで、当時の私の親と同じように不安や焦りを抱える親御さんが、お子さん(の将来)のことを少しでも前向きに考えるようになってくれたらうれしいです」と言います。

岡田さんがお伝えしたいことは2つです。

一つは、親との関わりの記憶。
一つは、立ち直りのきっかけ。

ぜひご覧ください。

高校入学から1か月、突然学校に行けなくなった

私が不登校になったのは、高校入学から1か月ほど経った頃でした。

その頃の私は「クラスメイトから声を掛けられても、うまく話せないのではないか」「何かミスをしてしまうのではないか」ということをずっと考えていました。

コミュニケーションにコンプレックスを抱え、人と話すことに全く自信を持てていなかったのです。

そんな状態で高校という新しい環境に入ったので、何もできず、人とも話せず、ずっと自分の席に座っているだけで毎日が過ぎていきました。

ずっと緊張状態でした。周りの目を過剰に気にして、対人恐怖症のようになっていたのだと思います。

そして、高校入学から1か月ほど経ったとき、急に学校に行けなくなりました

そのときのことは正直よく覚えていません。

恐らく、「常に緊張し続ける状況」に精神的に耐えられなくなって、学校に行けなくなったのだと思います。

そしてそのまま、ひきこもりにもなりました

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不登校になって親との距離は広がった。ただ、今振り返ると…

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