不登校の孤独を知る僕が、子どもたちのために開く工作教室【シリーズ「不登校、その後の人生」】

#不登校#行き渋り

深い孤独を思い切って高校の先生に打ち明けた日から、エサクさんの運命が動き始めます。幼稚園での工作実習をきっかけに、高校生ながら17歳で1,200人の子どもたちに工作を教えるまでになり、18歳でついに開業。かつて部屋の暗闇で震えていたエサクさんが、いま届けたい「1対1の居場所」と、未来の夢を訊きました。

 

エサク(齋藤詠空)さん

孤独を救った幼稚園の実習

通信制高校での生活の中で、誰とも喋れない孤独があまりにつらかったため、思い切って高校の先生にその気持ちを丸ごと相談しました。

「友達を作れるような活動や行事は、何かありませんか」と尋ねたのです。

すると先生が親身になって探してくださり、「じゃあ、こういう活動があるよ」と、学校の近くにある幼稚園でのボランティア活動を提示してくれました。

楽しそうだなと思い、参加してみることにしたのです。

園長先生がくれた驚きの提案

幼稚園実習の現場には、僕のほかに同級生の女子が2人お手伝いとして来てくれていました(先に言うと、この女子たちとも親しくなることはありませんでした)。

幼稚園の先生方に「僕は普段からこういう工作が得意で、いろいろ作っているんです」と作品を見せながら話したところ、園長先生が「すごい、すごい!これ、うちの幼稚園でも何かできない?」と声をかけてくださったのです。

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