「運動会、嫌だ」あるある〜親に通じない気持ちとは〜
#不登校#行き渋り
「運動会が嫌で学校に行きたくないなんて、なぜ?」
そう戸惑う親御さんは少なくありません。
しかし実際には、運動会には、運動そのものだけでなく、人間関係、集団行動、感覚的なしんどさなど、さまざまな負担が詰まっています。
この記事では、不登校オンラインや、不登校ジャーナリスト・石井しこうが見聞きした、「運動会が嫌な理由」の具体例を紹介します。お子さんの気持ちを理解するヒントになるかもしれません。
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運動そのものがつらい
- (運動が苦手な子)みんなに「できない自分」を見られたり、先生やクラスメイトに怒られたり、バカにされたりするのが嫌だ
- (運動が苦手な子)みんなの視線とは関係なく、苦手なことをやるのが単純につらい。体力的にきつい
- (運動が得意な子)練習でも本番でも、予想外に結果が悪かったのがショックだった
- 特定の嫌な種目がある(棒倒しや騎馬戦などが怖い)
- 長時間外にいるのがつらい。暑い、寒い、埃っぽい
人間関係がつらい
- (友達がいない子)みんなの輪に入れない時間がいつもより長くてつらい。勝っても負けても一人ぼっち
- 負けたらからかわれるのが嫌だ
- チーム分けで、仲のいい人と別のチームになったのが嫌だ
- チーム分けで、仲のよくない人と同じチームになったのが嫌だ
- 嫌ではなかったのだが、真剣さのあまり、練習中にクラスメイトに怪我をさせてしまい、気まずくなった
集団行動や「空気」がつらい
- 練習でも本番でも、いわゆる軍隊式の集団行動が嫌だ
- みんなで取り組むという同調圧力が嫌だ
- 自分は真剣なのに、周りは真剣じゃないのが嫌だ
- 自分としては普通に取り組んでいたのに、熱意のある人から「もっとやる気出せよ」と言われたのが嫌だ
- 興味のないイベントに、練習も含めて長時間付き合わされるのが単純に嫌だ
- 同じことを何回も練習させられるのが嫌だ
- 1日の流れや各種目の手順(今やることは何か、次にやることは何か)を覚えられないのがつらい。他のみんなは覚えているのに。練習のときからずっと苦手で、本番でもやっぱりできなくて自己嫌悪になる
感覚や予定変更のしんどさがある
- 音がうるさいのが嫌だ
- いつものルーティンが崩れるのが嫌だ
こうしたしんどさは、発達特性に関連していることもあります。
「嫌」だけではないケースもある
- ある種目を楽しみにしていたのに、それに出られなくなかったのが嫌だ
- むしろ楽しみにしていたのだが、リレーの練習に熱を入れすぎて、本番後に燃え尽きて学校に行けなくなった
運動会を嫌な理由はたくさんある
これでもまだ一部です。運動会が嫌な子どもが100人いれば、100通りの「具体的な、嫌なこと」があるはずです。
子どもの気持ちを完全に理解することはできなくても、「人は、いろんな理由で運動会を嫌がる」ということを知るだけで、子どもへの対応はしやすくなると思います。
また、今回の記事の趣旨からは外れますが、「いつもは不登校だけど、運動会には参加したい」と思う子どももいます。こちらについても、別の機会で紹介したいと思います。
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