普通から外れるのが怖かった少女が、通信制高校で生徒会に【シリーズ「不登校、その後の人生」】

#不登校#行き渋り

小学校で行き渋り、中学で不登校に。「普通から外れるのが怖い」と感じていたななみさんは、通信制高校で生徒会や広報活動に関わり、現在は大学に通っています。

当時の不安や親とのすれ違い、通信制高校での経験、そして現在の生活についてお聞きしました。全3回でお届けします。

 

ななみさん

学校に行けない=普通じゃない

小学校3年生のころから、登校できない日が出てきました。

学校に行きづらくなった直接的なきっかけは、いじめでした。喘息の発作が気持ち悪いと言われたんです。

ただ、小学生のときは、完全な不登校ではありませんでした。本格的に学校へ行けなくなったのは中学1年生の冬ごろです。

そこから中学3年生まで、ほとんど学校には行けませんでした。

中学校に入るときは、「環境が変われば行けるかもしれない」と思っていました。実際に最初は楽しく過ごせたんです。

陸上部にも入って、新しい生活を始められるかもしれないという期待もありました。

でも、宿泊行事のときに喘息の発作が出てしまいました。

それをきっかけに、また周りから心ないことを言われるようになりました。仲間外れにされたり、悪口を言われたりすることもありました。

つらかったのは、いじめそのものだけではありません。

私にとって一番怖かったのは、「普通」から外れることでした。

学校に行けない自分は、みんなと違う。普通じゃない。マイノリティになってしまう。そう思うことが、とても怖かったです。

そんな中、妹は学校に楽しく通っていて、学校での出来事を普通に話していました。

その話を聞くのも、正直つらかったです。

妹が悪いわけではありません。でも、自分にはできないことを妹が当たり前のようにしている。そのことに、劣等感のようなものを感じていました。

フリースクールから通信制高校へ

不登校になってからは、母が探してくれたフリースクールに通うようになりました。

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